クリスマスの朝

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「歩け、歩け、元気いっぱいに。」

というサンタさんからのメッセージが、プレゼントの包み紙にマジックで書かれているのを見たのは

小学校一年生か二年生の頃の、クリスマスの朝だったと思う。

 

一瞬、どうしてサンタさんがお母さんみたいなこと言うんだろうと思ったけど、

逆だと気付いた。

 

母のところへ飛んでいき聞いたものだ。

「ねぇ、お母さん、サンタさんって、だれ?」

母は喜ぶ僕を見て言った。

「サンタさんは、あなたを見ている神樣よ」

 

 

僕はそれから、そのプレゼントの辞書で、たくさんの「言葉」と出会ったよ。