「君が異端だった頃」(島田雅彦)を読んだ


異端とは:東京大学出版会『宗教学辞典』には、異端について、イギリスのワーバートンが述べた「正統は私の意見であり、異端は他人の意見だ」があるが、「異端」とは「正当」の対概念だとするなら、「異端」は「正当」があって初めて成立するもの、ということができる。

これってなんだか、反抗のための反抗みたいだなと思った。

ちなみに、第四章「文豪列伝」が最も興味深く読んだ。

その中でも最終項「青春の終焉」で語られる中上健次への思いは、胸をつく。

その他にも、大岡昇平や埴谷雄高や大江健三郎などの昭和から平成、現在の作家たちとのエピソードが綴られている。そこら辺りに興味のある方にはオススメします。