日記 ロラン・バルト「省察」 By tatsuzi 2022年11月2日 2023年2月14日 「私はきのう書いたことをきょう読み直す、印象は悪い。それは気持ちが悪い。腐りやすい食物のように、一日経つごとに、変質し、傷み、まずくなる。わざとらしい《誠実さ》、芸術的に凡庸な《率直さ》に気づき、意気阻喪する。さらに悪いことに、私は、自分では全然望んでいなかった《ポーズ》を認めて、嫌気がさし、いらいらする。」 ロラン・バルト「省察」(1979『テクストの出口』所収) 加藤周一の、石川淳評(「日本文学史序説」) 小林秀雄「実朝」