日記 加藤周一の、石川淳評(「日本文学史序説」) By tatsuzi 2022年11月2日 2023年10月2日 「日本語の文学的散文を操って比類を絶するのは石川淳である。その漢文くずし短文は、語彙の豊かさにおいて、語法の気品において、また内容の緊密さにおいて、荷風を抜きほとんど鴎外の塁に迫る。・・・・・・荷風以後に文人と称し得る者はただ一人の夷斎石川である。」 加藤周一『日本文学史序説』 谷川俊太郎 「世間知ラズ」 ロラン・バルト「省察」